糖代謝異常

糖尿病は腎臓と繋がりがある

腎臓とは何かというと、血液の中の老廃物や毒素をろ過しそれを尿として体外に排出するという大切な役割を持っている臓器です。
血液の中の必要なものは漏らさず、全身の必要なところに回し、不必要なものについては尿として排出する、これが出来なければ尿毒症となって命の危険性も出てきます。

糖尿病から糖尿病性腎症となってしまった場合、糸球体という腎臓の中心的働きを行う部分に障害が出てきます。
糖尿病からの腎症でも初期段階では、尿の中にアルブミンというたんぱく質が少量みられるという状態ですが、これが進行していくと、尿の中のアルブミンの量がかなり多くなり、検尿でも検出できるほどになります。
この量が多くなればネフローゼという状態になり、体の各機能に支障をきたします
老廃物や不要なものをろ過する機能が低くなりその状態が継続すると腎不全状態となってしまいます。

血液検査の数値でも腎臓機能の数値が悪くなっていき、最終的に透析治療が必要となります。
透析をおこなえば血液の状態が良くなって普通に生活できるでしょ?と考えている方がいますが、透析は体にかなり大きな負担を与えますし、制約も大きく、これまでの社会生活に必ず支障をきたします。

透析を行いつつ社会で活躍している人もいますが、治療に長い時間を取られ辛い思いをしながら社会生活を送っている人がほとんどです。
糖尿になり薬を飲んでいるから大丈夫と、暴飲暴食など生活習慣の見直しをしない生活を送っていくと、腎臓病リスクを格段に高めるのだ、ということを深く理解しておきましょう。